ヤッホーー!
Yasco.だよ。
普段Yasco.は会社員をしながら
渋家株式会社っていうイベントの演出会社で
取締役をやっているんだけど
ちょっとしたきっかけがあって
ラップバトルに出てみることになったんだ。
最近結構MCバトルが流行っていて
興味を持っているガールたちも多いんじゃないかなって思うんだけど
「そもそもバトルってどうやってやるの?」とか
「どこで練習してるの?」
「見に行ってみたいけどどこで開催されてるの?」とかって
よくわからないから、なかなか始められないよね…💦
この連載では、そんなガールたちに
Yasco.がどうやってMCバトルに出場するようになったのか
あと初心者がバトルに参加してみて
どういうことを感じたかをお伝えしていくよ🎤
写真も多めにレポートしていくから
みんなもしっかりCheckしてね😎
第1回:初めてのサイファー
Yasco.は中学の頃から演劇をやっていて
社会人になってからも年に何回か出演しているんだけど
2017年の1月に、ラップを使ったお芝居に出ることになったよ。
それが決まったのが、2016年の4月くらい。
↑演劇をやってるYasco.だよ
Yasco.は普段ライブのコンサートとか
クラブイベントの照明の会社をやっているから
多少音楽は聞くんだけど、
HIPHOPのイベントってバチバチにレーザーが出たり
ビカビカにディスプレイが光る感じじゃないから
あんまり馴染みがなかったんだ…
💁「Yasco.ラップってBECKでチバ君がやってるやつか
DMCの『俺はキバ、吐く言葉まさに牙』ってやつしか知らないんだけど」
👳「下手なラップしたらマジでファックだから練習してきて」
💁「(ラップの人ってすぐファックとか言うから怖い)」
そんな感じで、ラップを練習することになったよ。
その時、ちょうど社会人ラップ選手権っていう
イベントが渋谷で開催されていて
Yasco.の演劇仲間の村岡さん(NotinService)👴っていう人が
参加していたんだ。
↑村岡さん(3年前)
そこで村岡さんが仲良くなった社会人ラッパーの人たちが
公園でラップの練習(サイファー)をしているっていうのを聞いて
5月末、初めて上野公園に行くことにしたよ。
💁「やべえ、ラップとかどうすればいいんすか…」
👴「とりあえず呂布カルマとNAIKAMCのバトル見よう。マジでやべえから」
💁「(医者かな…)」
見せてもらったバトルはすごいかっこよかったんだけど
Yasco.がイメージしてたラップとちょっと違ったよ。
・Yasco.のイメージ① 韻を踏んだり歌ったりする
・Yasco.のイメージ② ラッパーは怖い人が多い
・Yasco.のイメージ③ 徒党を組む
呂布カルマとNAIKAMCは映像を見ても分かる通り
全然違うタイプだったし、普通に言葉がすっと入ってきたから
「あれ、面白い!」と思って聞くことができたよ。
Yasco.の気づき ラッパーってのは犯罪者じゃない
Yasco.は昔イベントでご一緒した
DOTAMAさんとwaniwaveさんの曲はよく聞いていたんだけど
あんまりラップっていうジャンルを意識していなかったから
「そう考えれば確かにごつくないラッパーもいるな…
声の良さとか、話のうまさとか、リズムとか、メッセージとか
何かに長けてる人なら面白くラップできるのかも」って
改めて認識したんだ💡
とはいえ全くラップとは無縁の人生を送ってきたYasco.は
鬼ビビってとりあえず一杯ひっかけていったよ🍻
サイファーはみんなで輪になって
ビートを流しながら、それに合わせて
思い思いにラップをしていく…みたいな感じのもの。
Yasco.が初めて行った時には6人くらいが
サイファーを楽しんでたよ。
👬「やべえ!!!!女子だ!!!!!!!」
💁「(怖い)」
Yasco.の気づき 女子率が東工大並
最初Yasco.は怖すぎて
&ラップのこともよくわからないから
とりあえず輪を外れて見ていたんだけど
①みんな音に乗せて思い思いの自分の話をしてる
(今日靴買った、とか嫁に怒られた、とか)
②ちゃんと他の人の話に乗っかると盛り上がる
(誰かがキャバクラの話をしたら、それにかぶせて風俗の話をする、とか)
③うまい比喩を出したり、うまい韻を踏むと盛り上がる
ってことがわかったよ。
Yasco.の気づき やっぱりアンサーが大事
③はなかなか難しそうだけど
①②だったらなんとかトライできるかも…と思って
とりあえず1バースだけ自己紹介をさせてもらったんだけど、
💁「Yeah…Yasco.です…ギャルだけど起業してます…えっと…」
音があるだけで自己紹介すらできない😭
なんて難しいんだラップは😭
でもYasco.の行ったP.Sサイファーのみんなは本当に優しくて
そこからうまく言葉を拾って盛り上げたりしてくれて
一安心…
Yasco.の気づき サイファーの人たちはたいてい優しい
しかし、
👬「バトルやろうぜ!!」
え、何で?
ピースなサイファーじゃなかったの??
なぜか唐突に野良バトルというやつが始まったよ💦
💁「ちょっと…私バトルとかよくわからなくて…」
👬「知り合いだしサービスくん(村岡)とやったら?」
とりあえず、決められた時間(=8小節)で
相手に対して言葉を投げかけたり、
それに答えたりすればいいということが説明されて
唐突に試合開始…⚡
👦「Yeah!俺は童貞で包茎!」
💁「…キモい」
勝者:Yasco.
👨「●×…※【→▼〜」
💁「滑舌が悪い」
勝者:Yasco.
👮「見た目からしてバカっぽいな!俺は●●大学!」
💁「私の方が学歴が上」
勝者:Yasco.
Yasco.の気づき バトルではストレートな想いを伝えることが大事
そんなこんなで、ややピースな空気を乱しながら
上野公園の夜は更けていったのでした…🌠
こうして初めて参加したサイファーだけど、
1つこの時気になったことがあって、
🔈「〜♩」
👬「うおお、ナイスチョイス〜!!」
🔈「〜♩」
👬「これが俺たちのやり方〜」
🔈「〜♩」
👬「蝶のように舞い!!蜂のように刺す!!」
🔈「〜♩」
👬「アカメノダルマノオジキー!」
💁「………?」
曲(ビート)が変わるたびにみんなが盛り上がったり、
何か意味ありげな言葉を一斉に言ったりしていたんだ。
💁「さっきの蝶だの蜂だのってのは何なの?」
👴「あれはサンプリングってやつで、有名な曲がかかると
そのラインを引用することがよくあるんだよ」
💁「みんな結構知ってるもんなの?」
👴「クラシックって言われる有名曲だと、バトルでよくビートが使われることもあるし
そもそもかっこいいアーティストも多いから、みんながっつり曲聞いてたりするからね」
💁「そうか…なんかその盛り上がりについていけないのは悔しいな…」
とりあえずその日はYoutubeの
「日本語ラップ30選」を聞きながら電車に乗ったのでした…
Yasco.の気づき 曲を聞いているとフリースタイルラップがもっと楽しめる
長くなったけど読んでくれてありがとう!
次回は、Yasco.が楽曲を初めてちゃんと聞いてみた時のことと
初めてのバトルに出場するまでのことを
お伝えするね🎤
それではBYE〜
Yasco.でした🙆